白斑治療シート「ジャスミン」が発売らしい

白斑ニュース

これは、期待してしまいます。

新しい治療方法が提供されそうですよ。

今回発売される「ジャスミン」の内容を、ざっと提供元の会社HPより要約しました。

以下は、記事の要約です。(ジャパン・ティッシュエンジニアリングのニュースリリースを要約)

  • 保険収載と販売開始: ジャパン・ティッシュエンジニアリングは、メラノサイトを含む自家培養表皮「ジャスミン」が2024年10月1日に保険収載され、10月11日より販売開始。
  • 白斑の治療: 白斑は色素細胞の減少で皮膚が白くなる病気。特に尋常性白斑の患者は日本で約15万人。従来の治療が無効な場合に「ジャスミン」が新しい治療法として使用される。
  • ジャスミンの概要: 患者の正常な皮膚から少量を採取し、メラノサイトを含む培養表皮を作成。これを白斑部に移植することで色素を再生し、外見改善とQOL向上が期待される。
  • 製品の特徴: 少量の皮膚で広範囲の治療が可能。心理的負担の軽減と侵襲が少ない。
  • 今後の展開: 「ジャスミン」の使用には技術と術後管理が必要。適正な治療基準に基づいて医療機関に提供し、治療実績を蓄積してさらなる普及を目指す。
  • 会社の目標: 再生医療の技術を活かし、「再生医療をあたりまえの医療に」を目指して技術革新を続ける。

と、こんな内容です。皮膚培養って感じですよね。

この製品は、従来の移植治療に比べて少量の皮膚を採取するだけで治療が可能なようで、患者の負担を軽減できる点が特徴のようです。

「ジャスミン」は、患者自身の健康な皮膚から少量の組織を採取して、これを表皮細胞と共に培養してシート状にします。治療では、白斑が生じている部分の表皮を薄く削り、その上に培養したシートを移植することで、色素を再生する仕組みになっているそうです。

医療費の負担を軽減する高額療養費制度の対象となっているようで、これにより、患者の自己負担額は月額6万円から25万円程度に抑えられるとか。といっても、高額には変わりないですね。気軽にできるものではないようなので、第一選択の治療法にはならないかなって思います。従来通り、放射線と塗り薬併用がメインでしょう。

なので、放射線治療や塗り薬をやっても効果を示さない場合、この治療法が行われそうです。もっともっと進化して、放射線治療のように負担金も少なく一般的な治療法として確立されることを望みますぞ。

ちょっと皮膚科の先生に聞いてみよう。

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